準決勝で世界女王の佐藤水を破り、連勝での勝ち上がりを決めた児玉。大会連覇の機運が高まったが、今度は佐藤水に届かずの2着で連覇はならず。「あの展開も予想していた。4コーナー勝負だと思ったけど、サトミナもペースに入れていましたしね。差し脚がなかった」。
先行勝負に出た佐藤水の後位に入ったが梅川と並走になり、そこから仕掛けた梅川が佐藤水に合わされる流れで自力を繰り出す場面もなかった。
「今回は1週間の練習でここまで来ることができた。6月(GⅠパールカップ)はもっといい状態で臨んで、次は負けないようにしたい」。次なる戦いでのリベンジに意欲を見せた。
▼<梅川風子>(3着)(残り)600㍍前から行くサトミナの勇気ですよね。勝ちにこだわっていたからあそこでは行けなかった。自分に勇気が足りなかった。
▼<小林莉子>(4着)昨年の悔しさはここでしか晴らせないと思っていた。脚が伴わなかった。悔しい。
▼<石井貴子>(5着)佐藤さんのレースになってしまいましたね。上位3人の力が抜けていた。
▼<柳原真緒>(6着)梅川さんが動くかなと思ったけど、それ以上に(佐藤)水菜が早く動いた。少しの迷いで立ち遅れてしまった。
▼<細田愛未>(7着)児玉選手にピタリと続ければ良かったが、並走になって一番苦手な展開になってしまった。